友学舎とは




このフリースクールの名称を友と学ぶと書いて友学舎としました。そしてここに集まる子どもと大人の小さなコミュニティーをチャイルドアカデミーと呼ぶことにしました。子どもも大人もそこに参加する全ての人達が、機会あることに交流し、意見を交換し、お互いを認め合いながら学ぶ、そんな場所が友学舎です。
この小さなコミュニティー、チャイルドアカデミー友学舎は、新たな学びの場を子どもたちに提供します。学び方の形は自由です。自分の興味関心のある事柄を個人でも仲間とでも、自らが計画し行います。先生から一方的に授業が行われる訳ではありません。教科の枠にとらわれることもありません。実体験が伴う活動が主です。それらを行うための話し合いや身の回りにある課題解決のための話し合いは多い事でしょう。何をどんな形で学びたいのか、このコミュニティーが居心地の良いものになるために、そこに参加する一人ひとりが考える場であり、関わり合う場です。



以下の事を「きほん」とし、日々の活動を行います
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自分自身の生き方は自由であること
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自分の事は自身で決める
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自分の考えや意見を言う権利があること
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参加しない自由が認められること
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自分自身を自らがコントロールし、自分の力で決める、変化する
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子どもと大人は同等同格の立場であること
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みんなでゴールを共通理解して事にあたる







友学舎のたった一つのルール
子供たちは、日々の活動内容やルールなどを仲間同士の話合いを基本として、大人のサポートを得ながら自分達で企画、決定します。話し合い参加するも参加しないも自由です。但し、みんなの話し合いの中で決められた事については、自分がその話し合いに参加していなくても、守ることが求められます。そして、それぞれが自分の意見を表明する機会は必ず与えられます。

社会や国際情勢が急速に変化し、将来を見通すことが難しい今日、子育てや教育に対して何を目指すのか、今を生きる子ども達の20年後、30年後の社会はどの様になっているのか?様々な分野で技術革新が進み、ハイテクノロジー社会が出現するのでしょうか?国際情勢・気候変動・資源・食糧・経済は、加速する社会変化の今だからこそ、私達が子ども達にできることはなんなのか?真剣に考える時が来ていると私は思っています。子ども達の育ちを保証するための取り組みをチャイルドアカデミー友学舎で考え行っていきたいと思います。
私はこれまで40年近い時間をかけて子ども達と関わり、体験を通して学ぶ機会を提供してきました。この長い年月において蓄積された経験や知識、実践力を資源として、子ども達が自ら興味関心・好奇心を発揮できる場を発揮できる場を作ります。学び方のスタイルは単なる教科学習ではありません。あらかじめ答えが用意された学び方ではありません。行き着く先は、正答とは限りません。子ども達の体験や実践の蓄積から導き出される学びの機会を提供していきます。

